【高校生向け】英単語の暗記方法【大学受験】

京都市右京区常盤の個別指導塾 京都総合学習塾 塾長の飛田です。

今回は、なかなか英単語が覚えられない高校生向けに、当塾で使用しているおすすめの英単語帳を用いた暗記方法をご紹介します。

この単語帳で紹介されている暗記方法は、どの単語帳でも応用可能です。高校で使っている単語帳でも是非試してみて下さい。

目次

使用する単語帳

当塾では、高校生の1冊目の英単語帳として「百式英単語」を採用しています。この単語帳の最大の特徴は、かけ算の九九のように手順通り音読するだけで、自動的に確実に覚えられるところです。英単語の読み方がカタカナでも書かれているので、誰でも読むことが可能で、英語に苦手意識がある生徒には特におすすめです。

1日20分の音読で、九九のように反射的に意味がでてくるようになります。

百式英単語の使い方

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覚え方の解説ページを読みます。

まずは覚え方の解説ページがあるので、読み込みましょう。

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1週目は50個の単語を1日20分間音読します。

解説ページが読めたら、暗記の作業に入っていきます。1週目は50個の単語を、解説に書かれていることを意識しながら、英語→日本語の流れで2回ずつ、1日20分間繰り返し音読しましょう。

例) entrance  入り口 entrance 入り口 sense 感覚 意味 正気 sense 感覚 意味 正気 
のように1単語につき英語→日本語の順番で2回ずつ繰り返します。

覚えにくい単語に関しては、単語の横にチェックをつけて音読する回数を増やしましょう。その際にやみくもに多く読むのではなく、通常2回読みのものを3〜4回に増やすなど、あまり多くしすぎないように注意しましょう。

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同じ単語を1週間繰り返して音読します。

1日20分の音読作業を1週間毎日繰り返します。数日間に渡って同じ範囲を繰り返すことで、記憶が短期記憶ではなく長期記憶化します。

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暗記できたかテストします。

1週間後、最終確認として、範囲の英単語の意味が言えるかどうかを日本語の意味を隠してチェックしましょう。

意味が言えない部分の単語を確認した後、全部の範囲を覚えられているかを口頭でテストしましょう。
(友達などに暗記した範囲の英単語を言ってもらい、意味がすぐに答えられるか確認をします。考え込むのではなく0.1秒で答える事ができる状態を目指しましょう。塾では講師が直接生徒一人ひとりに暗記範囲の単語をランダムで口頭テストを行います。合格点に達しない場合は、もう一度同じ範囲を覚えてもらっています。)

また2〜3週間後に短い時間でいいので、覚えているか復習をおこないましょう。

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2週目からは100個の単語を1日20分間音読します。

1週目は、50個で暗記しましたが、2週目以降は100個ずつ覚えていきます。百式英単語は2023語収録されていますので、1週間に100個ペースで進めると約20週間(約5ヶ月)で暗記することが可能です。受験までの時間が限られている場合は、1週間で200個ずつのペースで暗記するとよいでしょう。

まとめ

英単語を覚えるのは地道な作業で苦手意識を持つ生徒が多いですが、百式英単語帳を使った学習は、効率的で記憶に残りやすく、モチベーションを保ちやすいというメリットがあります。是非この暗記方法を取り入れて、英語を得意科目・得点源にしていきましょう。

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