新中1必見!小学校と中学校の勉強、ここが変わる

「小学校では普通にできてたのに、中学に入ったら急についていけなくなった」
毎年、春を過ぎた頃にこんな声を聞きます。実際、中1の1学期中間テストで思ったより点が取れず、ショックを受けるお子さんは少なくありません。
小学校と中学校では、勉強の中身も仕組みもかなり変わります。その違いを知っているかどうかで、最初の一歩が大きく変わってきます。今回は、塾の現場で何人もの新中1を見てきた経験から、特に大きな変化を5つお伝えします。
教科数が一気に増える
小学校では「算数」「国語」「理科」「社会」が中心でした。中学になると、算数は「数学」に名前が変わり、内容も抽象的になります。理科は物理・化学・生物・地学の分野が本格的に分かれ、社会も地理・歴史・公民と細かくなります。
さらに英語が主要教科として加わります。実技教科(音楽・美術・保体・技家)もテスト範囲に入ります。つまり、9教科すべてが成績に関わってくるわけです。「やることが多すぎて何から手をつけたらいいかわからない」という状態に陥りやすいのは、この教科数の増加が原因です。
テストの意味がまるで違う
小学校のテストは、単元が終わるたびに行われるカラーテストが中心でした。範囲が狭いので、授業をちゃんと聞いていれば80点、90点は取れたはずです。
中学の定期テストは、2〜3ヶ月分の内容が一度に出ます。5教科だけでも、テスト範囲のページ数は合計で100ページを超えることも珍しくありません。しかも結果は内申点に直結し、高校入試に影響します。小学校の感覚のまま「前日にちょっと見ておけばいいか」で臨むと、痛い目を見ることになります。
「なんとなく」では点が取れなくなる
小学校の算数は、具体的な数字や場面を使って考える問題が多かったと思います。中学の数学は、文字式や方程式のように「目に見えないもの」を扱うようになります。感覚で解けていた問題が、急に解けなくなる。これは頭が悪くなったわけではなく、勉強の質が変わったからです。
国語も同じです。小学校では物語文の読み取りが中心でしたが、中学では論説文や古文が登場します。「読めばわかる」ではなく、「どう読むか」を意識しないと得点につながりません。
英語が本格化する
小学校でも英語の授業はありましたが、「聞く・話す」が中心で、成績にそこまで大きく影響しない学校がほとんどでした。中学では「読む・書く」が加わり、文法の理解も求められます。
特に最近の教科書は、小学校で習った単語を「知っている前提」で進みます。
be動詞と一般動詞の区別、三人称単数のs、疑問文の作り方
1学期の時点でつまずくお子さんが毎年出てきます。英語は一度遅れると取り戻すのに時間がかかる教科なので、最初が肝心です。
提出物と内申点、新しいルールを知っておく
中学では、テストの点数だけで成績が決まるわけではありません。
提出物の期限を守っているか、授業中の態度はどうか、ノートはきちんと取れているか。
こうした「日常の取り組み」が内申点として評価されます。
京都の公立高校入試では、中1からの内申点が合否に関わります。つまり、「中3になってから頑張ればいい」は通用しません。中1の最初から、提出物を期限通りに出す習慣をつけておくことが大切です。
中学に入る前にやっておきたいこと
ここまで読んで「うちの子、大丈夫かな」と感じた方もいるかもしれません。
でも、心配しすぎる必要はありません。変化を知っているだけで、対応の仕方は変わります。
具体的にやっておくと良いのは、次の3つです。
①小学校の計算・漢字を総復習する
分数の計算、小数の割り算、割合の問題。このあたりが怪しいまま中学に入ると、数学の最初でつまずきます。漢字も、小学校で習う1,026字が読み書きできるか確認しておくと安心です。
②英単語を少しずつ覚え始める
小学校で出てきた単語を「書ける」ようにしておくだけで、中学の英語がかなり楽になります。完璧でなくていいので、1日10分でも続けることが力になります。
③「決まった時間に机に向かう」習慣をつける
中学では宿題の量も増えますし、テスト前にはまとまった勉強時間が必要です。今のうちから、毎日30分でも机に向かう時間を作っておくと、中学生活にスムーズに入れます。
京都総合学習塾では、新中1のお子さんが中学の勉強にスムーズに入れるよう、一人ひとりの状況に合わせてサポートしています。「小学校の復習から始めたい」「英語を先取りしたい」など、ご希望に合わせて対応できますので、お気軽にご相談ください。
