京都の教育に関わり続ける理由|右京区の塾長が考えていること

塾を始めてから、気がつけば右京区でずっと教え続けています。開塾当初は「目の前の生徒の成績を上げること」しか頭にありませんでした。でも年数を重ねるうちに、自分の教室だけを見ていては足りないと思うようになりました。
塾の外に出て気づいたこと
きっかけは、一般社団法人 中高進学研究会に参加したことです。京都府下の塾が大手・個人を問わず集まり、入試制度の変更点を共有したり、各高校の先生から直接お話を聞いたり。現在は首席副代表という立場で運営にも携わっています。
研究会に入って強く感じたのは、「知らなかった」で進路を間違えるケースが想像以上に多いということでした。
入試の仕組みを正しく理解していれば避けられたミスマッチ。それを防ぐには、一つの塾だけで情報を抱え込んでいてはダメだと気づかされました。
京都の入試制度は複雑です
京都の公立高校入試は、他府県と比べても独特な部分が多い制度です。令和9年度からは前期選抜と中期選抜が一本化され、共通枠と独自枠という新しい仕組みに変わります。
こうした制度変更の情報をいち早くキャッチして、保護者の方にわかりやすくお伝えすることも塾の役割だと思っています。研究会では制度変更のたびに勉強会を開いて、各塾が正確な情報を持てるようにしています。大手だから情報が多い、個人塾だから少ないということはありません。
「この子に合った学校」を一緒に探す
進路指導で大事にしていることがあります。偏差値の輪切りで志望校を決めないこと。
数字だけ見れば受かりそうな学校でも、校風が合わなければ3年間がつらくなります。逆に、少しチャレンジになる学校でも、本人が「ここに行きたい」と思えれば勉強のエンジンがかかることもある。
研究会の活動を通じて、京都の多くの高校の先生と直接話す機会があります。パンフレットには載っていない学校の雰囲気や、実際にどんな生徒が伸びているかといった情報は、進路指導の大きな材料になります。
塾同士が切磋琢磨するということ
研究会には、それぞれのやり方で生徒と向き合っている塾長たちが集まっています。教え方も、生徒との関わり方も、塾によって全然ちがう。でも「目の前の子どもに最善を尽くしたい」という想いは共通しています。
他の塾の取り組みを聞くと、自分の指導を見直すきっかけになります。うちではこうしているけど、もっとよい方法があるかもしれない。そうやって刺激を受け合えることが、研究会に所属する意味だと感じています。
競合だから情報を隠すのではなく、地域全体の教育の質を底上げしたい。その考え方が研究会の根本にあります。
右京区の子どもたちに、ちゃんとした情報を届けたい
塾の仕事は、勉強を教えることだけではありません。お子さんの将来に関わる選択を、正確な情報に基づいてサポートすること。それが塾を続けてきた中でたどり着いた答えです。
「この高校ってうちの子に合いますか?」「内申点が足りないんですけど、どうすればいいですか?」こうした相談に、曖昧な返事はしたくありません。研究会で得た情報と、教室で生徒と向き合ってきた経験の両方を使って、具体的にお答えします。
お子さんの進路のこと、塾選びのこと、何でもご相談ください。
