中学生の成績が伸びない本当の理由

「うちの子、塾に通っているのに成績が上がらない」

保護者の方が体験時の面談でよくいただく相談が、実はこれです。
お子さん本人もサボっているわけではない。塾にもちゃんと通っている。でも、テストの点数は横ばいのまま。

この状況には、保護者の方からは見えにくい「共通点」があります。
右京区で塾を経営してきた中で気づいたことを、そのまま書きます。

目次

「勉強した」の中身がズレている

お子さんに「今日は勉強した?」と聞くと、「した」と返ってくる。
でも中身を確認すると、ノートに教科書の内容をきれいに書き写しただけだったり、ワークの答えを赤ペンで写して終わっていたり。残念ですが、これは勉強ではなく「作業」です。

成績が伸びる子は、手を動かす前に「これは何を覚えるためにやっているのか」がわかっています。
伸びない子は「宿題を終わらせること」「ノートを埋めること」がゴールになっています。この差は見た目ではわかりにくいので、保護者の方もなかなか気づけません。

お子さんの勉強を見るとき、「何ページやった?」ではなく「何ができるようになった?」と聞いてみてください。
答えに詰まるようなら、やり方を見直すタイミングかもしれません。

授業を「受けるだけ」で終わっている

塾の授業は週2〜3回、1回あたり1〜2時間。仮に週3回通ったとしても合計6時間ほどです。
一方で学校の授業は週に約30時間、家で過ごす時間はそれ以上あります。
塾の6時間だけで成績を上げようとするのは、正直かなり厳しいです。

塾で習ったことを家で見直す。学校の宿題を丁寧にやる。この「塾の外の時間」をどう使うかで、同じ塾に通っていても結果はまったく変わります。

当塾では、毎回宿題を出していますが、必ず今日やった内容の類題内容の宿題を出すようにしています。
宿題を毎週しっかりできる子は、やはり成績がしっかり上がっていきます。
塾に通って安心するのではなく、塾で学んだことを「自分のもの」にする時間が要ります。

苦手の場所が「ぼんやり」している

「数学が苦手」「英語が苦手」
こう話すお子さんは多いですが、「苦手」のままでは何をやればいいかわかりません。
わからないから動けない。動けないから点数も変わらない。

こういうときの基本は「バラバラにする」ことです。

たとえば定期テストで数学をあと10点上げたいなら、「数学をがんばる」で終わらせない。

前回のテストを見直して、計算問題は取れているのか、関数で落としているのか、図形の証明が書けなかったのか。点を落とした場所をひとつずつ確認していきます。

「数学をがんばる」→「関数の変化の割合が出たら手が止まる」→「変化の割合の問題を10問解く」。

こうやってバラバラにしていくと、やることがはっきりします。
やることがはっきりすれば、できたかどうかの判定も簡単です。

逆に「苦手」がぼんやりしたままだと、なんとなく勉強して、なんとなくテストを受けて、なんとなく同じ点数になる。がんばっているのに結果が変わらない子は、このパターンにはまっていることが多いです。

大きな塊をバラバラにして、1個1個の部品を確認していく。これは定期テストに限らず、あらゆる問題を解決するときの基本的な考え方です。

当塾の指導では、この「バラバラにする作業」を塾長が一緒にやります。前回のテストの解答内容から間違えパターンや弱点を分析して、次回に何を優先的に勉強するべきかを考えて学習計画に落とし込みます。

お子さん一人では気づけない弱点も、テストの答案や普段の問題演習を見れば特定できます。
やるべきことが絞れれば、あとは手を動かすだけです。

テスト返却後に生徒に渡している分析シート

やる気は「行動の後」に出てくる

「やる気が出ないから勉強できない」
お子さんからよく聞く言葉ですが、やる気というのは待っていても出てきません。
実は「やり始めた後」に湧いてくるものです。

何かを始めると脳が活性化して、集中力が後からついてくる。「作業興奮」と呼ばれる現象で、つまりやる気を待っていたらいつまでも動けないということです。

当塾の生徒にも「とりあえず1問解いてみ」と声をかけます。1問解くと、不思議なもので2問目、3問目と手が動き始める。この「まず動く」が成績を変える第一歩になります。

ご家庭でも「やる気が出たらやりなさい」ではなく、「とりあえず5分だけやってみよう」と声をかけてみてください。それだけで動き出すお子さんは少なくありません。

成績は「階段状」に上がる

もうひとつ、保護者の方に知っておいてほしいことがあります。

成績は、がんばった分だけ毎日少しずつ上がるものではありません。しばらく横ばいが続いて、ある日ポンと上がる。「階段」のように段差をつけて伸びていきます。

この横ばいの時期に「やっぱりダメだ」と諦めてしまう子が多い。あと少し続ければ結果が出るところだったのに、手を止めてしまう。もったいないケースを何度も見てきました。

保護者の方にお願いしたいのは、テストの点数だけで判断しないことです。「前より勉強の取りかかりが早くなった」「ワークを自分から開くようになった」。こうした変化は、点数に表れる前の大事なサインです。見逃さず、しっかり態度変容した部分を認めてあげてください。

「うちの子に合った勉強のやり方」を一緒に見つけませんか

ここまで読んで「うちの子に当てはまるかも」と思われた方は、一度ご相談ください。

京都総合学習塾では、塾長が直接お子さんの学習状況を確認し、何がつまずきの原因になっているかをお伝えします。右京区・太秦エリアの中学校のテスト傾向や内申点の仕組みも踏まえて、具体的なアドバイスが可能です。

体験授業も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

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